校長あいさつ

 

 

島根県立松江北高等学校ホームページへようこそ

 

 松江北高等学校は、明治9年(1876年)に創立された教員伝習校変則中学科、翌年独立した松江中学を前身として、創立以来145年を超える歴史と伝統のある学校です。

 

 「質実剛健」を校訓に、高い理想と志ある教育を実践し、これまで4万人を超える卒業生が、島根県内はもとより全国そして世界の第一線で、また地域や社会の一員として活躍してきました。

 

 この歴史と伝統の中で培われた「北高の教育」の理念を改めて見つめ、その本質を大切にしながら、これからの時代を生きていく生徒たちに必要なものは何か、そのために必要な教育は何かを考え、実践する学校として、松江北高校は日々、教育活動に取り組んでいます。

 

 今、社会は大きく変化しています。

 

 急速な情報化、オンライン化・デジタル化が進み、国を越えたグローバルなつながりは、もはや日常となりました。そしてそれは価値観の多様化、AI技術の急速な進展を生み、これからの社会のあり方を日本のみならず世界各国が模索している状況です。

 

 このような将来を生きていく若者を育成する上で高等学校の果たすべき役割は大きく、松江北高等学校でも、こうした時代を生きる力を育成する教育を進めていく必要があります。

 

 「世界の人たれ」。 校歌の3番の歌詞にもあるこのフレーズをキーワードに、高い知性と豊かな感情、健全な判断力を備えた良識ある人を目指そう、と、様々な教育活動を進めています。

 

 生徒一人ひとりを大切にし、主体的な学びに取り組む環境を整えながら、島根のリーディングスクールとしての役割を果たしていくことができるよう、教職員ともに力を合わせて取り組んでまいります。

 

校長 伊藤 康子