【校長より】紅陵祭へのご協力とご支援、誠にありがとうございました!

 

・この度の第18回紅陵祭(第77回学園祭)に際しましては、開催期間中、たくさんの保護者やご家族並びに地域の皆様にお越しいただくとともに、平素よりお世話になっている関係各方面の皆様から多大なご協力とご支援を賜りました。おかげさまをもちまして大きな事故等もなく無事に終えることができました。あらためまして心よりお礼を申し上げます。

 

・特に最終日の体育祭では、昨今の猛暑等の対策として鹿島総合体育館を会場に実施をいたしました。また、恒例であった各色によるページェントを全学年で取り組む分団パフォーマンスという形にさらにバージョンアップするなど、今年度は新たな取組を行わせていただきました。

 

・生徒たちにとっては、まさに試行錯誤の連続だったと思いますが、上級生を中心にこれまでの経験を生かしつつ、創意工夫を交えながら主体的に取り組んでくれたと思っております。少々心配をしていた分団パフォーマンスも、ご来場いただいた方々からは、「これまでのページェントの良さも生かしながら、全学年で一体となって表現されていて素晴らしかった」などのお言葉をいただきました。

 

・私は、かねてから「学校は社会のミニチュア」であると生徒たちに伝えています。その意味で、学園祭はもちろん日頃の学習や受験勉強などの経験はとても重要と考えます。

 実社会でもイベントを開催したり、定められた期限に企画書や報告書を仕上げるといったシチュエーションがありますが、このような時に我々は往々にして積み上げた経験をもとに段取りを考えたりすると言われます。

 例えば、「あの時はこれぐらい時間がかかったから今回はこれくらいの期間が必要だ」とか「あの時は苦労しながらも何とかできたから今回も何とかやれるだろう」といった具合に、漠然としたイメージ把握や具体のスケジュール検討、進捗管理などこれまでに自分が体験してきた経験が密接に繋がっているということです。

 ぜひ、生徒の皆さんには、この紅陵祭の経験を、未来の自分の活躍に繋げてほしいと願っています。

 

・結びに、学園祭期間中は生徒の活動はもとより関係車両の往来など、周辺地域の皆様には大変ご心配やご不便をおかけしたと存じます。皆様の温かいご理解に深く感謝申し上げます。また、本校PTAの関係の皆様には、体育祭会場にてパンの販売を企画いただくなど大いに盛り上げていただきました。この場をお借りしまして、重ねてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。今後とも引き続き皆様のご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます