希望者を対象とした1、2年生の土曜講座で、企業の方から出前授業の講義をしていただきました。

今回は出雲市に本社がある、株式会社バイタルリードから森山昌幸社長さん、社員の2名の方に来ていただきました。

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「持続可能な地域公共交通づくりをITでリードする」というテーマで、島根県でも大きな課題になっている地域公共交通の維持にITがどのように関わることができるかという内容でした。

路線バスやタクシーなど、中山間地域を中心に公共交通機関の維持は大きな課題であることを学び、生徒たちもどうすればこうした機能を維持できるのかを考えました。

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ただ単に公共交通機関の利用を呼びかけるのではなく、「乗ってみようかな」と自然に思ってもらえる取り組みとして「ナッジ」という考え方を教えていただきました。

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生徒たちもこの考え方については、かなり興味深く感じたようです。

ITを活用することにより、人間の心理や脳科学、配車システムなど様々な分野の専門性を重ねながら、社会問題を解決する可能性があることを学ぶことができました。

大学で専門的に学ぶことがどのように生かされるのかを具体的に知ることができ、これからの進路を考える上で大変参考になる講義だったのではないでしょうか。

株式会社バイタルリードの皆さん、ありがとうございました。