この度、お子様が本校卒業生である、原田美穂子様と、原田様と親交のある女優の紺野美沙子様から連名で図書を寄贈していただきました。原田様は4年前に発病した難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)により、体の自由がきかなくなり、何気なく当たり前だった日常ががらりと変わってしまいました。そんな中、紺野様から送られてきた「星は見ている」を読み、また紺野様の朗読する動画を見て、強い感銘を受けられました。原爆という悲惨な出来事、また当たり前の日常が奪われていく悲しみ、そしてその中でも強く生きようとする力。ご自身の体験にてらし合わせ、生きることの意味や大切さを強く感じ取られたのではないでしょうか。ご自身の体のこと、原爆のこと、違いはありますが、何気ない日常が変わってしまっても強く生きようとする力は共通と感じられ、これから様々な困難を乗り越え世界にはばたいていく「世界の人たれ」北高生の皆さんにも是非この本を読んでみてほしいと寄贈していただきました。

 寄贈していただいた「星は見ている」には紺野様から本校に宛てていただいたサインもあります。本校図書館にて展示していますので、ぜひご覧ください。

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*原田様からはメッセージも頂いておりますので、あわせてご覧ください。

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